updated on 6.Nov 1999

第60回菊花賞

芝外・3000m
京都競馬場・１１月７日
(指定)・牡57牝55kg
サラ４歳・オープン
『こっちはどうなる？』

枠順確定・出走馬15頭
枠番	馬番	予想	馬名	性年令	斤量	騎手	前走
1	１	▲	ナリタトップロード	牡４	57	渡辺	京都新聞杯(G2)・２着
2	２	…	タヤスタモツ	牡４	57	石橋	京都新聞杯(G2)・５着
2	３	…	サクセスエナジー	牡４	57	飯田	嵐山S(OP)・１着
3	４	○	テイエムオペラオー	牡４	57	和田	京都大賞典(G2)・２着
3	５	…	ラスカルスズカ	牡４	57	蛯名	神戸新聞杯(G2)・３着
4	６	…	オースミブライト	牡４	57	四位	京都新聞杯(G2)・６着
4	７	…	フロンタルアタック	牡４	57	河内	神戸新聞杯(G2)・２着
5	８	…	タイクラッシャー	牡４	57	松永幹	京都新聞杯(G2)・15着
5	９	…	ブラックタキシード	牡４	57	的場	セントライト記念(G2)・１着
6	10	…	メジロロンザン	牡４	57	吉田	京都新聞杯(G2)・３着
6	11	…	シンボリモンソー	牡４	57	福永	セントライト記念(G2)・２着
7	12	△	ペインテドブラック	牡４	57	加藤	京都大賞典(G2)・９着
7	13	…	テイエムチョウテン	牡４	57B	小池	京都新聞杯(G2)・12着
8	14	◎	アドマイヤベガ	牡４	57	武豊	京都新聞杯(G2)・１着
8	15	…	ロサード	牡４	57	江田照	京都新聞杯(G2)・４着
＜備考欄＞斤量のBはブリンカー装着馬を表します。

のうがき
今年の菊花賞は逃げ馬不在で、完全な上がり勝負の戦いが予想される。
決め手で言ったら、この馬が一番。◎アドマイヤベガ。弥生賞、ダービー、京都新聞杯と確実に上がり34秒台(弥生賞は35.0秒)の脚をたたき出している。ダンスインザダークにも匹敵するかもしれない。
○テイエムオペラオー。前走の京都大賞典では3着だったが、ゴールの前の脚色は完全にこの馬が際立ていた。スローペースからの差しも経験しているし、ここは逆転も。
▲ナリタトップロード。とうとう残すは1冠となってしまったが、内枠を引いてしまったのはイタい。渡辺騎手が馬群をどう捌くかがカギ。

結果

第60回菊花賞(GI)

京都競馬場・芝3000m・天候晴・馬場良

着
順

予想

枠
番

馬
番

馬名

性年令

騎手

タイム・着差

１

▲

１

ナリタトップロード

牡４

渡辺

3.07.6

２

○

４

テイエムオペラオー

牡４

和田

クビ

３

…

５

ラスカルスズカ

牡４

蛯名

クビ

４

…

２

タヤスタモツ

牡４

石橋

１馬身3/4

５

…

メジロロンザン

牡４

吉田

クビ

払い戻し金

単勝	１	410円	複勝	１	160円	４	140円	５	460円
枠連	１-３	730円
馬連	１-４	780円

短評
悲願達成。ナリタトップロードが最後の1冠をもぎ取った。
スタートで出遅れるも、流れに乗って終始４～５番手。 テイエムオペラオーやアドマイヤべガとの切れ味勝負になっては分が悪いと見るや、４角過ぎ先頭で突き放し貯金が無くなる寸前でゴール。渡辺騎手もこれで一人前の騎手の仲間入りだろう。
テイエムオペラオーはアドマイヤべガをマークしていた分だけ、４角過ぎでの仕掛けが遅れた。それでも33.8秒の脚でクビ差まで追い込んで来たのは、まさに鬼脚。しかし、このようなレースが続くと足元が心配になってくる。 ダンスインザダークも菊花賞で33.8秒の脚を使った所為で引退を余儀なくされたのだから。
ラスカルスズカもいい脚を使った。もともとが先行馬だっただけに、今回溜めのレースができたのは収穫。この馬も33秒台で上がってきているし、来年が楽しみ。